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奈良・大阪│Heart Trust Communication

カウンセリングやコーチングで「質問する」ということの意味 2

2019年4月15日
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前回の「カウンセリングやコーチングで「質問する」ということの意味 1」の続きです。

そして、すべての質問がそうというわけではないれど、質問の意味として重要なものがあります。
起きている問題に対して受動的にとらえていることに対して、能動的にとらえなおすことができるということです。

相槌をうったり、繰り返したりしているだけではクライアントの悩みが平行線のままだったり、さらに深刻化する場合があります。
たとえば「自分は大事なところで失敗ばかりする人間だから、どうせまた今度もうまくいかないだろう」
とクライアントさんがボソッと口にするとき、
「どんなときに失敗するんですか?」とか、「どんな失敗ですか?」とか「失敗ってどういうことですか?」とか。
そのときどきでどんな質問をするかはお互いの関係性次第なのですが、いずれにせよその質問によって、クライアントは自分自身の問題に対して能動的に向き合うことができているんです。

「失敗ばかりする人間だから、今度もうまくいかない」というとき、これは問題を解決する方向に向かっていないことがあります。
自分は失敗ばかりする人間だというところから思考がスタートしているんです。
自分が失敗ばかりする人間という前提が今後起きるいろいろな経験を拘束、制限してしまっています。

「いつからそんなふうに思うの?」
たとえばカウンセラーがそういう質問を突然に投げかけることによって、一瞬パッと「失敗ばかりする人間」から解き放たれるかもしれません。
「誰かがあなたにそう言ったんですか?」
そういう質問でも同じです。質問に対する答えがYesであれNoであれ、私が主体となってその問題に向き合おうとしています。

もちろんそれだけでそのクライアントが良くなるとか生まれ変わるとかそういうことはないでしょうけど、ただそこから会話が生まれたり、会話は生まれなかったとしてもクライアントの心には何か変化が生じます。
それが「気づき」です。

どのような質問を投げかけるかによって、人の人生(といえば大げさかもしれませんが、「日常の考え方」)は変わってきます。
だから良い質問とか良くない質問はあるかと思います。
ただ少なくとも言えることは、それまで受動的だった思考が能動的な思考に変わることがあるとすれば、クライアントにとってそれは大きな意味があることだと私は考えています。

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【執筆者】 心理カウンセラー 島 幸樹(しま さちき)
Heart Trust Communication 代表。対人関係・コミュニケーションのセミナーや研修、また、教育に関連するテーマの講座と心理カウンセリングを主に行っている。人間学、臨床心理学を大学で専攻し、卒業後は学習塾の講師、教室長、また経営に15年携わり、多くの子どもたち、保護者の方たちと関わる。2017年から心理カウンセラー、心理学講師として、子どもの不登校、ひきこもりの悩みを抱える親御様、また職場の人間関係等でメンタルヘルス不調を抱える方々へのカウンセリングを行っている。
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カウンセリングやコーチングで「質問する」ということの意味 2

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