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カウンセリングやコーチングで「質問する」ということの意味 1

こんにちは。
今朝は心理学の勉強会(研★究★会)でした。
昨年から月1でやってきた心理学研究会、今日で1クールが終わりました。
1冊の本をベースにして、それについて話し合ったり深く追求していったりと、なかなか有意義な貴重な勉強会。

さて、今朝、たまたま本の内容でもある「質問」の意味についての話になりました。
質問と言えば一般的には相手に問いたいことを問う、つまり知りたいことを聞くということですが、カウンセリングやコーチングで使うときの「質問」というのはちょっと違う場合があります。

カウンセリングやコーチングで使う「質問」は、聞き手(カウンセラーだったりコーチだったり)が知りたいから聞くというよりは、その質問をすることによって、クライアントがそれまでは気が付かなった側面(観点)に気づくことができるというものをいいます。

一緒に食事をした人が私に向かって「野菜サラダにかけるドレッシングはどれにする?」と質問したら、当然私なら「青じそドレッシング」とか「ゴマ醤油のドレッシング」とかって答えるわけです。
そうすると一緒にいた人は手元にあるドレッシングの中から青じそドレッシングやゴマ醤油のドレッシングを取ってくれたりするでしょう。

この場合、一緒にいたその人はドレッシングを私に取ってくれようとしたわけで、その際どのドレッシングを取ればいいのかを聞いてくれたのです。
つまりその人にとって質問に対する私の答えは、その人が知りたい情報でした。

でも、カウンセリングなどで使う質問はそれとは異なります。
これだけが質問の目的ではないけど、一つ言うとすれば、クライアント自身が考えるためのもの、ということです。

「今までの人生の中で一番楽しかったことってどんなこと?」
という質問を私がクライアントにしたとします。
もちろん一つには質問の通り、その人が一番楽しかったことが何かを知りたいこともあります。
また、そうやって質問することで私自身との共通点を見出したいとか、つまり関係性を築きたいということもあるかもしれません。
でも、もう一つ。
それは、
聴き手である私ではなくて、その人自身に「一番楽しかったことは何だろう」と考える時間を持ってほしいときに私はそういう質問をします。
「楽しかったことは何?」と問えば、人の脳(心)は、それに答えようとします。
「楽しかったこと」の頭になるわけです。

そうするともしかしたら、その質問によってクライアントは、楽しかったことに目を向けていなかったことに気が付くかもしれませんし、「楽しむ」という視点がパッと浮かぶのかもしれません。

「楽しいことに目を向けなさい!」
まあ、はじめからそう言ってやったっていいわけですが、もしそれで相手が拒絶してしまうとしたら、カウンセリングにならないかもしれません。
(そうとも限りませんが。拒絶するには拒絶する意味があるでしょうから)

無意識的なものも含めて相手が抵抗しない形のひとつとして、そして聴き手である私ではなく、クライアント自身が考えるきっかけとして質問を投げかけるというのはとても意味があります。

→この話、次回へも続きます。
よろしくお願いいたします。

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