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あなたは時間をどんなふうに使う人間でありたいのか

2020年1月7日
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ありがとうございます。
心理カウンセラーの島幸樹です。


 私たち人間にはいろいろな欲求がありますが、その中のひとつに「構造化の欲求」というものがあると言われています。
 ごちゃごちゃした本棚の整理をしたくなったり、見た目バラバラな人々がいたら背の順番とか男女別とかに分類したくなるのも、それなんでしょうか。

 その中のひとつに時間の構造化というものがあります。
 要は、ただただ長い退屈の時間があると、それを何かして埋めたくなるという欲求。
 これは時間だけに限らないわけで、この土台の部分には、他者との関わりの欲求があるんです。
 誰かとどう時間をすごすか、自分が他者にどう関わるか、どう関わってもらうか。
 そのためにどんな時間の使い方をするか。
 人はこういったことを意識的に考えないわけにいかないし、また無意識的にもそのことに突き動かされないわけにはいきません。

 現代はいろいろとモノがあふれていて、ほしいものがわりとすぐに手に入ったりする時代です。
 欲しいものは当たり前のように、そこにある。

 そうなると、
 この欲求が鈍感になってしまうような気がしてしまいます。
 本当に自分が求めているものは何なのか。

 他者との関係性もそう。
 PCもスマホもあって、連絡手段もあって、対話のアプリもはじめからそこにあるから、本当は自分がどんな人と出会いたくて、どんな人と関わりたいのかを感じる部分が麻痺してしまっているとしたら、それって嫌だなって私は思いました。
 おなかがすいていようがすいてなかろうが、食べたかろうがそんなことなかろうが、テーブルの上にはたくさんの食べ物が置かれているから、つい何も考えないままに食べてしまいます。

 今自分の体に、自分の心に必要なものは何なんだろうか。

 人間はそんなことを元々感じる力を持っているはず。
 そしてその欲求に従って動いてみたら、そのとき最も自分らしく生きることができるんだと思うのです。

 今までそこにあって当たり前だと思ったものから、距離を置いてみます。
 それが本当に欲しいものなら、またそこへそれを取りに行けばいい。

 あるいは、
 今までそこにあって当たり前だと思ったものから距離を置いたら、時間とか心とかに、ぽっかりと穴の開いたような感覚になるのかもしれない。
 そしたらその穴を私はどうやって埋めようとするんだろう。
 どうにかして埋めようとするんじゃないだろうか。
 退屈には耐えられないから。
 その埋め合わせには必ず他者が関係するのだろう。
 人は一人では生きていけない。
 つまり、モノとか情報とかからいったん離れてみて本来の欲求に従って生きていくことで、他者との関係性に新しい変化が起きてくるのではないでしょうか。

 それってとても素敵だと思います。
 鈍感に生きるのではなくて、感性を過敏に働かせて生きていきたい。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

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心理カウンセラー・講師 島幸樹(しまさちき)
Heart Trust Communication 代表。
カウンセリングと心理学の学びをご提供し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。
専門は教育、発達心理学/カウンセリング心理学。学習塾の経営を経て、現在は講師・研修業と心理カウンセリングを行っています。
大阪生まれ。奈良在住。
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