学習支援、カウンセリング、ご相談など

→「自分自身のことを知るための心理学　１」
→「自分自身のことを知るための心理学　２」
の続きです。

元々、内向的な私にとっては、
周りの人や周りの生活の中で起きることそのものよりも、
それが起きることによって自分の心の中にある鈴が
リリーンって鳴って、自分に何かを知らせようとする、、

その鈴のことを私はもっと深く知りたいと思いました。

ちがう例でいえば、
小説を読んだり、
映画を見たりすると、
皆さん、
心が震えますね。
何かを考えさせられたり、
衝撃を受けたりしますね。

ストーリーそのものよりも、
心に受けるそれに、
私は強い関心があったのです。

そして、
それを本を読んだり人の話を聞いたり
すればするほど、

どうやら自分が
それまでどう生きてきたか、
どんな環境で誰と一緒に、
どう育ってきたかということに
大きく関係することがわかってきました。

怒っている人と一緒にいたら、
どんな気持ちになるのか、
何を思うのか。

それは、
私とその人との関係性だけで決まってくるものではなくて、
私のそれまでの生きてきた環境が絡んでくるということ。

後にこういうのを心理学では、
「転移」というのだということを知ったけれど、
そういうのを知る前、私は、
そんな私の心に
強烈な興味を持って、
心理学を学びました。

そして、ここまで
私を中心として、
「あなた」や周りの出来事のことを
書いてきたけれど、

私にとって「あなた」や周りの出来事が
私自身の内面が投影されて存在しているということは、
当然、
あなたにとっても「私」や周りの出来事は、
そうやって投影されて存在しているということ。

つまり、
私たちはこうやって関係性の中で生きているし、
この世界はこうやって関係性の中で出来ているということ。

もっといえば、
私たちはお互いに刺激し合い、反応し合って生きている。
意識的にも、無意識的にも。

そして私はこれからも心理の学びを続けていくだろうけれど、
ここまで学び続けてきた自分自身についての探求、
心というものについての探求、
そして人間関係の中で起こりうるいろいろな関係性の探求を、
誰かのために生かしていけるのではないか

そんなふうに思ったのが、
自分が仕事に就くようになってからでした。

他人の心を読むための心理学を私は知らないけれど、
自分自身や自分と他人との関係性について
深く共に考えていくような心理学なら
私と関わる皆さんへ提供することができます。

ある方は心理学そのものを学ばれようとして
私のところへ来てくださいます。
またある方はカウンセリングを受けに
来られます。

いずれにせよ、私はその方々と共に
共鳴し合いながら、
その人がその人らしく幸せに生きられる道を
これからも探っていきます。

◆心理カウンセリングを受ける方へ