
ありがとうございます。
心理カウンセラーの島幸樹です。
「自分がされて嫌なことは他の人にしてはいけません」
と子どもの頃は教えられたけど、本当にそうでしょうか。
自分がされて嫌なことが、他の人もされて嫌なことかどうかはわかりません。
逆に、自分がされても別に気にもならないことでも、他の人の中にはされて傷つく人もいるかと思うのです。
だから自分がされて嫌なことは他の人にしてはいけないのではなくて、本当は「その人がされたら嫌なことを想像する」ということの方がもっと大切なんじゃないかと私は思います。
愛とは、想像力だと思います。
「これを言うと相手はどう思うだろう」
「こういう態度を示すと相手はどう感じるだろう」
人はみんな主体が自分だから、自分だったらどう思う、自分だったらこう感じるというのは当然わかるのですが、「もしあなただったら」、「もしあの人だったら」を普段から考えているわけではありません。
でもその人のことを知っていくうちに「その人だったら」、「その人の人格だったら」を想像していけるようになるのではないでしょうか。
とはいえ自分とその人は違う人間。
さあ、どれくらいその人の立場になることができるのかな。
ここが想像力の試されるところです。
その想像力こそが愛なのだと思います。
自分だったらこうだけど
あなただったらきっと……
あの人だったらそりゃあもう……
その人だったらもしかすると……
自分だったらの枠から出て思考することができない人は、他の人を愛することはなかなかできないかもしれません。

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心理カウンセラー・講師 島幸樹(しまさちき)
Heart Trust Communication 代表。
カウンセリングと心理学の学びをご提供し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。
専門は教育、発達心理学/カウンセリング心理学。学習塾の経営を経て、現在は講師・研修業と心理カウンセリングを行っています。
大阪生まれ。奈良在住。
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