ありがとうございます。
心理カウンセラーの島幸樹です。
お子さんの発達のことや
学校の問題、
生きてきた環境とか
生き方、考え方、人生の在り方？
ご相談いただくお話は
通常、「普通ではない」ことについてのお悩み、ご相談です。
「普通ではない」
普通ではないということは
人を不安にさせるものです。
でもそもそも皆さん、
ふつうって何でしょうか。
世の中で出回っている普通なんて
普通じゃないです。
どこかの偉い人、影響力のある人によって
私たちは知らず知らずに洗脳されているだけです。
というタイトルの本があるとします。
それを見たあなたは何を思いますか？
「へー、どんな方法だろう」と気になる人もいたり
「本１冊でポジティブになれたら苦労しないよ」と考える人もいるでしょう。
「わたしは元々ポジティブだから大丈夫」
そう言う人もたくさんいます。
でもちょっと待って
ということです。
そもそもポジティブである必要ってあるのでしょうか。
「ポジティブに生きる方法」というタイトル自体すでに
ポジティブを高評価する考えが地面に流れています。
たとえばその本に
『毎朝鏡を見て笑顔を作ることから一日を始める』
と書いていたとして
確かにそれでうまくいく人もいて、
それを続ける人もいて、
その人が人生を豊かに過ごしているならば
その人にとってそれでもちろんいいわけです。
けれど
そもそもポジティブに生きなくてはいけないわけではないです。
毎朝鏡を見てにこりと笑顔を作っているし
自分の方から人に挨拶をするようにしているし
ノートに今日の良かったことを毎日３つずつ書いてるし
神社仏閣巡りも始めました
「それでも、わたし、ポジティブになれないんです！！！」
と悩んでいる人がいるわけです。
ポジティブに生きる生き方に肯定的価値を置いたどこかの優れたインフルエンサーによって、一部のポジティブになれない人が苦しんでいるかもしれません。
大勢の人が普通と思っていること
大勢の人に人気があること
大勢の人にとってそうだったとしても
「わたしはわたし」です。
大勢の人が右を向いているときに、
ちなみに私自身は大勢の人が右を向くその心理や行動やその時代や文化に関心はあります。
「人はどうしてこういうとき右を向くのだろう」
って。
だけど、そのことと
自分も右を向くのかどうかという話は別物です。
自分は左を向くかもしれないし
前を見ているかもしれない
後ろかもしれないし下かもしれない
上かもしれない。
普通なんて、普通じゃないです。
世の中の普通が私たちの頭を重たくします。
普通って、いったい何でしょうね。
★
「人はそれぞれ物語を持っている」
ナラティブアプローチで子育てや夫婦関係をもっとよくする
好評につき、追加開催が決まりました。
オンラインです。皆さん、どうぞご参加ください。
詳細は下記をクリック。
⇒心理セミナー「子どもと家族と私の物語」 の参加申し込みはこちら
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。心理カウンセラー島幸樹の「心がスーッと楽になるメルマガ」
では読んでくださる皆さんの心に届き、読むだけで気持ちがスッキリする心理学、もっと素敵に生きられる心理学をメールマガジンにてお届けしています。
どうぞご登録ください（無料）。お待ちしています。
→心がスーッと楽になるメルマガの購読申し込みはこちら
心理カウンセラー・講師 島幸樹（しまさちき）
Heart Trust Communication 代表。
カウンセリングと心理学の学びをご提供し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。
専門は教育、発達心理学／カウンセリング心理学。学習塾の経営を経て、現在は講師・研修業と心理カウンセリングを行っています。
大阪生まれ。奈良在住。
さらに詳しい自己紹介はこちら。
