
ありがとうございます。
心理カウンセラーの島幸樹です。
先日は、ストレスについて
セリエ博士の「汎適応症候群」について映像講座でお伝えしました。
ストレスという言葉を生体に起きる反応として用いたのが、このセリエ博士ですね。
今回の記事では、
自律神経系の視点からストレスについてお伝えいたします。
よろしくお願いいたします。
私たちの脳から指の先まで伝っている末梢神経には、大きく分けて
目や耳などに取り込んだ外部からの情報を脳に伝える感覚神経と
今度はそれを身体に伝えて、筋肉を動かす運動神経とがあります。
これらは生活するために必要なものだし、
ある程度、
私たちが自らの意思でコントロールできる神経だといえます。
それに対して、
心臓の動きとか
呼吸とか
血管や血液
体温調節などは、
自分の意思でコントロールできるものではありません。
「身体よ、温まれ」
と念じても身体は温まったりしませんね。
こういう神経のことを「自律神経」といいます。
感覚神経や運動神経(体性神経といいます)が生活するために働くとすれば、
自律神経は生きるため、命のため、生存のために働く神経です。
そして自律神経は自分の意思でコントロールできないと書きましたが、逆にいえば、意思に頼らず身体自身が命を守るために「自ら」を「律している」神経ということですね。
自らを律しているということをもう少し言うと、
上に書いた心臓の動き、血液の流れ、呼吸、体温そういうものを一定の状態に保っているということです。
この働きのことをホメオスタシスといいます。
そして、この自らを律している自律神経の働きがうまくいってるときは良いのですが、ときにうまく機能していない場合があります。
それについて次回の記事でお伝えいたしますね。
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ところで、セルフケアのために
こちらの動画もどうぞ^_^

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心理カウンセラー・講師 島幸樹(しまさちき)
Heart Trust Communication 代表。
カウンセリングと心理学の学びをご提供し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。
専門は教育、発達心理学/カウンセリング心理学。学習塾の経営を経て、現在は講師・研修業と心理カウンセリングを行っています。
大阪生まれ。奈良在住。
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