
ありがとうございます。
心理カウンセラーの島幸樹です。
先日の投稿では、フランクルの「生きる意味」についてをお伝えしたのですが、この動画でお話するより以前にお話ししていたのが、実存主義的なカウンセリング、実存主義的アプローチでした。
それがこちらです。
この記事の最後に、動画ではなくて音声ファイルで録音しているものも貼り付けておりますので、ご都合の良い方を開いてくださると光栄です。
音声の方が少しはしょった内容になっています。
実存主義的なアプローチというのは、本人の考えや感情を主体にカウンセリングの時間を共有しあうような意味合いがあります。
ある物事に対して、どのようにそれを受け取るか、どのような態度でそれと向き合うのかは、本人の自由なのです。
フランクルの話でもそうでしたが、今目の前で起きている状況は同じものであっても、どういう態度でその状況を生きるのかは最後の最後まで本人が選択できるものであるべき。
だから、カウンセリングにおいても、少なくともそのカウンセリングの時間中は、相談者さんの起きている状況に対する本人の受け取り方を100%尊重するわけです。
しかし、それを聴いた私自身の主体性、受け取り方、感じ方もまたありますので、それを必要であれば伝えるし、伝えないとしてもそれを私は心の中で抱えながら、この時間を相談者と共に生きています。
実存主義的なカウンセリングというのは、お互いの人格と人格がバシバシとぶつかり合っている(物理的または心理的な意味で)といえます。
それだけに、私自身、カウンセラーとしての私自身の人格を磨きつづけること、自分自身の在り方を常に観察しておくことが必要で、私は常に人生に試されているのだと思いつつ、カウンセリングのお仕事をさせていただいております。
さて、これまで公開している実存シリーズの動画です。
よろしければ、どうぞご覧くださいませ。
↓音声は、実存主義とカウンセリングの同内容です。
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心理カウンセラー・講師 島幸樹(しまさちき)
Heart Trust Communication 代表。
カウンセリングと心理学の学びをご提供し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。
専門は教育、発達心理学/カウンセリング心理学。学習塾の経営を経て、現在は講師・研修業と心理カウンセリングを行っています。
大阪生まれ。奈良在住。
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