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もうダメかも。いや、なんとかなるかも。

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※この記事は、2月14日のメルマガ記事から一部抜粋したものです。

“go to ” は「ごっと」

私が小学1年生のとき、なぜか家にパソコンがありました。
もちろんWindowsが発売するもっともっと前だから、電源をつけても画面は真っ暗なまま。
カーソルだけピコピコと動いていて、そこにプログラムを入力するのですが、プログラミングの本に載っていた気の遠くなるような長いプログラムをひたすらキーボードで入力していたことを思い出します。

いつも同じ文字を見ていると、何となく意味がわかってくるんですね。
例えば、

go to 30

という構文を「ゴット30」と私は読んでいて、それは「30行目に行け」という意味なんだということをなんとなく理解していたものでした。

そんな私のかつての経験が、後に英語を学ぶときの力になっていただろうし、後にワープロ、パソコンを使うときに役立っただろうし、ホームページを自分で作ろうとすぐに思えたのも、かつての経験から得た力だったことは間違いありません。

これはほんの一例なのですが、NLPというアメリカの心理学で「リソース」といえば、個人の持っているすべての資源のことをいいます。

知識や技術、キャラとか顔つきとか、とにかく全部です。

たとえば学生時代に何か大きな失敗をしたとしても、ある目的については失敗だったとしても、そこで手に入れた体験が何かあるはずです。

私たちはどんなものもリソースに変えることができます。

さて、前回のメルマガでは、何かストレスに遭遇した時、対処するために持っておきたいものとして「首尾一貫感覚」についてお伝えしました。
そして、首尾一貫感覚とは次の3つ。

1)把握可能感
2)処理能力感
3)有意味感

前回は1の把握可能感について触れました(下記参照)
https://htc.today/mailmagazine/coherence

今回は、2の処理能力感についてです。

「処理能力感」というのは、簡単に言えば「なんとかなる」と思える感覚です。

職場やご家庭、対人関係の中でトラブルが起きたり、不愉快な出来事と遭遇したりしても、自分の力を使ったり、自分の周りの人間を巻き込めば、「まあ、なんとかなるだろう」と思える感覚を「処理能力感」といいます。

「ああ、、もう、おしまいだ。。。」
「どうして、自分はいつもいつもこんなことに。。。」
と落ち込むのではなく、「さあ、どうしようか、なんとかなるだろう」と思えることです。

自分に何か困ったことに起こった時、ストレスフルな状態におちいったとき。

わたしたちは大きく2通りのうち、どちらかの行動(思考・感情)を選択します。
島さんはどちらでしょうか。

□ひとつは、これまでの人生の中で身につけてきたあらゆる経験や能力(リソース)を総動員させて、「今、ここ」での問題解決へと取り組むこと。

□もう一つは、かつてまだ幼かったあなたが、そうしているだけで周囲の人によって得たい何かを与えられていた《魔法の力》を信じること。

誰かに関わってもらえなければ、誰かに愛されていなければ生きていくことはできない人間にとって、魔法の力を受けるための行動は必要なものでした。
泣いていたのかもしれないし、ぐずっていたかもしれない。
後悔かもしれないし、イライラかもしれない。

でもそれが「今ここ」で役に立つものではないとすれば、今ここで使えるものを別に探した方がよさそうですし、それは必ず持っているはず。

それが「処理能力感」です。
上にも書きましたが、自分自身の中だけでなく、他の人も巻き込むことができるかもしれません。
リソースには人脈だったり仲間だったりも含めます。

わたしたちは一人で何かをしなければいけないわけではありません。
「一緒に」何かをするということ。
共に何かを作っていくということ。
カウンセリングでも私はいつも意識しているのですが、Co-creation(共創)の精神を持っておきたいと思います。

※この記事は、2月14日のメルマガ記事から一部抜粋したものです。

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【執筆者】 心理カウンセラー 島 幸樹(しま さちき)
Heart Trust Communication 代表。対人関係・コミュニケーションのセミナーや研修、また、教育に関連するテーマの講座と心理カウンセリングを主に行っている。人間学、臨床心理学を大学で専攻し、卒業後は学習塾の講師、教室長、また経営に15年携わり、多くの子どもたち、保護者の方たちと関わる。2017年から心理カウンセラー、心理学講師として、子どもの不登校、ひきこもりの悩みを抱える親御様、また職場の人間関係等でメンタルヘルス不調を抱える方々へのカウンセリングを行っている。
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