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心がスーッと楽になる心理カウンセリング・心理学講座│Heart Trust Communication

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※この記事は、2020年2月18日に配信した「心がスーッと楽になるメルマガ」の一部抜粋です。

「おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな」
このフレーズをはじめて聞いたときはまるで電撃が走ったくらい衝撃でした。

TOKIOが歌っていた「宙船」。
元歌は中島みゆきさんですね。
私は中島みゆきの歌が好きなのです。

まあ、それは置いといて。

考えただけでストレスに感じる出来事があったり、そういう人がいたりするかもしれません。
これまでのメルマガではストレス対処のための力として首尾一貫能力というものについて書いてきました。

首尾一貫感覚とは次の3つ。
1)把握可能感
2)処理能力感
3)有意味感

※前回のメルマガをお読みになる場合にはどうぞこちらからご参照ください。
→「だいたいのことはほぼ何が起こっても変じゃない」
https://htc.today/mailmagazine/coherence

→「もうダメかも。いや、なんとかなるかも。」
https://htc.today/blog/coherence-2

今回はこのシリーズ最後として、3)の有意味感についてです。

私はフランクルという精神科医の方の心理学が好きです。
有名な著書が「夜と霧」。
ナチスの強制収容所での自身の経験を元に書かれた本で、世界中で最も訳され、読まれている本の中のひとつと言われています。

フランクルの心理学では「人生の意味」が主なテーマになります。
つまり、何のために生きているのか、です。

わたしたちは時々、人生に何かを期待します。
時々ではなく、けっこういつでも期待しているという方もいるかもしれません。

あんなこと起きればいいな、
こんなふうになればいいな、と。

ただ、思い通りになったときはそれでよいのですが、そうならないこともあります。

そんなとき、どうしますか?

怒ってその怒りを周りの誰かにあたる人がいるかもしれません。
あるいは自分自身を責めて落ち込む人もいるかもしれません。

どちらにせよ、結果的には
自分自身を傷つけることになるんですね。

フランクルは、こういいます。

人生に何かを期待するのではない、
人生があなたに何かを期待しているのだ、と。

勉強をがんばったり、身を粉にして仕事をしたり、とご自身の生活をしています。

その結果として、何かが起きそうな気がする、良いことや良い人と出会えそうな気がする。

そうではなくて、

その結果として、何を起こすことができるのか、どんな良いことや良い出会いをすることができるのかを、人生側があなたに問いかけているのです。

生きる意味というのも同じです。

わたしたちは人生や神様や仏様に、「わたしは一体なんのために生きるのですか?」と問いたくなることが多々あります。

でもフランクルはそれは逆だというのです。

人生があなたに、「あなたの生きる意味はどこにあるのだ?」と問いかけているのです。

わたしたちはその問いかけに答える側なのだと。

といったって、そんなもの「ない!」、「見つからない!」と今は思うかもしれません。

でも、必ずそれはあるのだから、その意味を見つけるために生きよう、というのがフランクルの心理学です。

ストレス対処力、3つめは「有意味感」といいます。
考えただけでストレスに感じる出来事があったり、そういう人がいたりするかもしれません。
今とてもつらい出来事に直面していたり、嫌な人と一緒に仕事をしなければいけないかもしれません。

ならば、そこにはいったいどんな意味があるのでしょうか。
10年先か20年先かわかりませんが、そのときの未来を想像した時に、「ああ、あのときの体験はこういう意味があったのだ」と言えるその何かは何でしょうか。

その問いかけに、ご自身が答える側になってみる。
それが今回の首尾一貫能力「有意味感」ではないかと思うのです。

首尾一貫能力、3つについて簡単にではありますがお伝えしてきました。

1つめの把握可能感は「だいたいわかる」という感覚でした。
2つめの処理能力感は「なんとなる」という感覚。
そして今回3つ目の有意味感は「ここにはゼッタイ何かあるぞ」という感覚です。

今回は、私の好きな中島みゆきとフランクルとを重ねつつお伝えいたしました。

お読みいただき、ありがとうございます。

【執筆者】 心理カウンセラー 島 幸樹(しま さちき)
Heart Trust Communication 代表。対人関係・コミュニケーションのセミナーや研修、また、教育に関連するテーマの講座と心理カウンセリングを主に行っている。人間学、臨床心理学を大学で専攻し、卒業後は学習塾の講師、教室長、また経営に15年携わり、多くの子どもたち、保護者の方たちと関わる。2017年から心理カウンセラー、心理学講師として、子どもの不登校、ひきこもりの悩みを抱える親御様、また職場の人間関係等でメンタルヘルス不調を抱える方々へのカウンセリングを行っている。
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