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心理カウンセリング・心理学講座のHeart Trust Communication

守秘義務というルールについて

「私は守秘義務を守ります」
と言う方がいらっしゃいますね。この表現は多分、国語的には間違いですね。
「守秘を守る」という言葉が「頭痛が痛い」のように重複した言い方だから、というのではなくて、守秘義務というのは「義務」なのだから守るという表現だとおかしいんですね。
義務に続く動詞は多分、「果たす」とか「負う」とかそのあたりが正しいですね。

……知らんけど。←関西人

いつもありがとうございます。
気持ちがスーッと楽になる心理カウンセラー島幸樹です。


さて、守秘義務について書きます。
どんな職業の人でも、仕事の中で知った情報を外へ漏らすことは良いことでないとは思うのですが、心理カウンセラーにも守秘義務があります。
クライアントさんに関する情報はもちろん、クライアントさんが話してくださるお話を他の人に漏らすことをしてはいけません。家族にも言いません。

その理由の一つ目が、「ここなら、この人にならどんなことでも話すことができる」と感じてもらうため、安心安全な場を提供するためということはいうまでもありません。
「ここでこんな話をするのは場違いだな」とか「これは恥ずかしいから言えない」と思われてしまうとカウンセリングの効果は半減・・・もしかしたら皆無、というか逆効果になってしまうのです。
「〇〇さんがこう話していたよ」っていうことをカウンセラーが誰かに話していたら、クライアントさんは大事な話ができなくなってしまいます。

ところで子供の頃、いませんでしか?
誰かにこちらの秘密を漏らしたことを正当化しようとして、「あの人だったら大丈夫。口がかたいから」とか「君のことを悪く言う人じゃないから」とか。あと、「わたし、あの子とは仲良いから」とか。
その人が大丈夫なのかどうかを判断するのはあなたではありません。秘密を打ち明けた本人です。
それから、その人が大丈夫な人かどうかだけが問題なのではなくて、そもそもその人に漏らしてること自体が問題なのです。

それからもう一つ。
外に漏らさない理由は<言葉>に関係することです。
カウンセリングの場の中で、その空間内で2人(グループセッションならその人数)の関係性の中で交わした会話、沸いて出てきた言葉の意味は、その関係性の中での独特な<意味>があると僕は思っています。
話し手と聞き手とその時間とその場所と気温と気圧と湿度と聞こえる音と聞こえない音と…もっとあると思うんだけど、要するにその場の関係性。
そこでやりとりした言葉は、そこから離れた場で再現しようとしても、もう同じものにはならないのです。
つまり、そこから離れた場で誰かに話しても、その後に体験する感覚はどうもしっくりこないように思います。
映画を観た後、観ていない人にその感動を伝えようとするときに近いものがあるのかもしれません。いや…それはまた違うのかな。。。うーん…。

秘密を漏らすことがクライアントさんのためにならないことに加え、カウンセリング場面での関係性をそれだけ大切にしたいというこちら側の理由があるのです。

ちなみに、
カウンセラーの守秘義務には例外があります。
義務は守って当然ですが、そこにも例外があるのです。
それは、ここでは割愛しますけどね。

ありがとうございました。

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