公認心理師 島幸樹<わたしの履歴書>
「何が起こっても変じゃない
そんな時代さ 覚悟はできてる」「【es】~Theme of es~Mr. Children」
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島幸樹(しまさちき)です。
1978年、7月 大阪生まれ
私が中学のときに、
阪神淡路大震災が起き、
また、
地下鉄サリン事件がありました。
バブル崩壊後の社会ということもあり、
それまでの価値観、当たり前が
ガラッと一瞬で変わることを
当時、身体感覚で味わいました。
高校生のとき、
いわゆる「酒鬼薔薇聖斗事件」があり、
社会だけでなく、
人の心が急に変化することを
衝撃的に痛感しました。
今思えばこのころから心理学とか教育とかに
ボンヤリと意識が向いていたのかもしれません。
何が起こっても変じゃない
そんな時代さ 覚悟はできてる
ミスチルの【es】が街に流れていたのもちょうどそのころ。
街の風景、人々の心と行動を見ながら、
「ふつう」なんて言葉の概念は
瞬間にガラッと崩れるものだ
と胸に刻んだのが
16歳か17歳ぐらいのとき。
世間一般でいうところの
<普通>というものを
あまり信用していないのは
当時も今もほぼ同じ。
「やりたいことが見つからないので、
大学へは行きません」
高校3年
そう私が言った時の、担任の先生の
動揺した目と震えた声を
私は今でも覚えています。
高校卒業後
大学進学をせずに、
予備校へ通いながら自分探しをすることを選択しました。
大きな出会いがすぐにありました。
予備校に通っていた時の古典の先生なのですが、
その先生の授業が好きでした。
とてもわかりやすく、
更級日記や源氏物語など、
古典に登場する人物の心の動きがありありと浮かぶとても楽しい授業でした。
そんなわけで古典は今でも好きなのですが、それだけではないんです。
その先生が、授業のたびに心理学の話をしてくれました。
バウムテスト(実の成る木を描写して、そこから心理分析をする投影法)をしてくれたり、人の心の成り立ちについて話してくださったりで、
私はその先生の話にいつも夢中になりました。
私の人生に大きく影響を与えて下さった先生です。
それで私は心理学、
特に臨床心理学を専攻して学べる大学を受験しました。
中でも発達心理学、子どもの心理と行動に関心を持ち、
人間のパーソナリティーはどのように形成されるのか
といったことを深く学ぶことができた学生時代をすごしました。
大学卒業後
心理学の研究者への道も目指したのですが、子どもたちともっと関わっていたいと思い、学習塾講師になりました。
大学4年間ずっと塾講師と家庭教師のアルバイトをしていたということも大きかったと思います。
勤めたのは全国に多店舗あるフランチャイズの学習塾だったのですが、私はすぐにその中の一教室で教室長になりました。
そこで3年ほど修行し、子どもたちの学習指導や、親御さんたちとの関わりの経験をした後に、
退社、独立し、
個人の教室をはじめました。
そこで小学生や中学生の学習指導というお仕事をしてきたのですが、だんだんと自分にとってもっとも大切なことは、それだけではないと考えるようになりました。
学校での生活や友達関係の中で生きづらさを感じたり、悩んだりしている子どもたちともたくさん関わってきました。
その中で、必要な関わりは子どもたちだけでなく、
私たち大人の存在、影響は大きくて、
私はその大人たちへアプローチできること、伝えていけることがあるのではないか。
日々子ども達や大人たちを見る中で、いつごろからか、そんなことを思うようになりました。
そこで私は、
子どもたちを主に対象として大阪で立ち上げた学習塾の教室を、開業して12年目で閉鎖しました。
そして閉鎖とともに、今度は子どもたちの学習指導だけでなく、子育てやコミュニケーションの研修・セミナーを行ったり、カウンセリング業務を行う事業所Heart Trust Communicationを奈良県で立ち上げました。
「人は日々進化し成長し適応へと向かっている」
これが私の座右の銘、理念、信念です。
私が関わらせていただくお仕事は、
カウンセリング
心理学セミナーや勉強会
発達支援
療育
学習指導
その中で私は、
関わってくださる方や
その周りの人達の未来に光を灯します。
自分らしい生き方
自分らしさを見つけるお手伝いをいたします。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
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